自己肯定感の高い人と低い人の特徴

自己肯定感の高い人と低い人の特徴

自己肯定感。
自分の存在価値や存在意義を肯定し、自分を認めることができる感覚や感情のことですが、子どもの自己肯定感の高低は、育脳にも大きな影響が。
今回は、自己肯定感が高い方・低い方の特徴を見てみましょう。

自己肯定感が高い方の特徴

・前向き
自己肯定感が高い方は、自分自身に対して肯定的。不本意なことがあっても、前向きに頑張ることができます。

・積極的に行動できる
自己肯定感が高い方は、人がどう思うかではなく、自分の考えで積極的に行動することができます。

・他人の良いところを見つけられる
自己肯定感が高い方は、自分に対しても他人に対しても肯定的。相手と自分の意見が違っていても「そういう考え方もあるよね」と認めてあげることができますし、相手の良いところを見つけるのも得意です。

・失敗をおそれずチャレンジできる
自分に自信がないと「失敗することが怖い」と尻込みしてしまいがちですが、自己肯定感が高いと「失敗しても何とかなるさ」「失敗しても何度でもチャレンジすれば良い」と、新しいことや困難なことにも立ち向かっていくことができます。

自己肯定感の低い方の特徴

・ネガティブでへこみやすい
自己肯定感が低いと、自分に対して否定的になってしまうため、「どうせ自分なんて」とネガティブで、簡単なことですぐにへこんでしまいがち。また、自分のことだけでなく、自分以外のことに対してもネガティブに捉えてしまう方が多いのも特徴的です。

・自分に自信がない、優柔不断
自己肯定感が低いと、自分で決めたことに対して「他人に否定されたらどうしよう」という不安があり、自分で物事を決めることが苦手。なかなか決められないうえ、考えがすぐに揺らいでしまいがち。

・他人の責任にしてしまう
自分に自信がないと、他人の意見に左右されてしまうため、何かに失敗しても「あの人の指示が悪かったせいだ」など、他人のせいにしてしまう傾向があります。

・人と比較する
自己肯定感が高いと、わざわざ人と自分を比較したりしません。自分も他人も良いと思っているからです。しかし、自己肯定感が低いと、すぐに人と自分を比較してしまいます。ルックス、学力、運動能力、家の経済状況など、人と比べ、自分に価値を見出そうとしてしまいがちです。

・承認欲求が高い
自己肯定感が低いと、自分に自信がないけれど、人に認められたいという思いが強くなりがち。武勇伝を語ったり、ブランド物を持ったり、自分を少しでも良く見せようとします。

・努力しない
自分に自信がないため、成功する自分を思う描くことが苦手。その結果、努力せずに手に入るものだけを手にしていこうとする傾向にある人も。

・失敗を恐れている
自己肯定感が低い人は、失敗を恐れている人が非常に多いです。
その結果、自分に自信がないため、「自分にできるわけがない」と決めつけてしまい最初から頑張らない人と、ミスしたら認めてもらえないと不安になり「完璧主義」となり頑張りすぎてしまう人がいます。

・新しいことにチャレンジするのが苦手
失敗する自分には価値がないと思っている方が多く、確実に失敗しないことにしか挑戦しようとしなくなりがち。