シルバーウィークに合わせて、保育園や小学校だけでなくさまざまな施設で敬老の日の特別な活動が行われています。
おじいちゃんおばあちゃんと交流し、感謝の気持ちを伝えるための手紙を書くなどの活動が行われるでしょう。
子どもたちに敬老の日を身近に感じさせるために、一緒に敬老の日の意義を考えてみましょう。
敬老の日とは
敬老の日は毎年9月の第3月曜日に訪れます。
この日はお年寄りへの感謝の気持ちを表し、長寿を祝う特別な日です。
国民の祝日であり、家族で帰省するというご家庭もあるでしょう。
もし子どもたちが「敬老の日って何?」と聞いてきたら、おじいちゃんおばあちゃんを尊敬し、感謝の気持ちを示す日だと教えてあげてください。
敬老の日を身近に
敬老の日を身近に感じさせるためには、おじいちゃんおばあちゃんに会えなくても、手紙や電話、ビデオ通話などでコミュニケーションを取ることです。
さらに、2歳以上の子どもたちには、身近にいる年配の方について話してみることをオススメします。
おじいちゃんおばあちゃんだけでなく、保育園で交流のある年配の方やご近所の方など、さまざまな人々がいるのです。
そんな年配の方々の素晴らしい特徴や趣味について話し合うことで、敬老の日の意味をより深く理解させることができるでしょう。
年配の方との触れ合いで価値観や視野を広げる
保護者の方も、おじいちゃんおばあちゃんに支えてもらっているおかげで今があること、子どもたちの成長にも感謝の気持ちを伝えましょう。
上記の通り、直接会うことが難しい場合でも、オンラインでコミュニケーションを取ったり、手紙を送ったりすることで感謝の意を伝えることができます。
子どもたちに感謝の気持ちを持つことの大切さを教えることが、かしこく成長するために重要です。
おじいちゃんおばあちゃんが子どもたちと一緒に遊ぶなどのコミュニケーションが難しい場合、祖父母様の子ども時代や生活について尋ねてみることで、楽しい話題を見つける手助けができます。
お菓子や歌の話題から始めることで、子どもたちも興味を持ちやすくなるでしょう。
過去の体験や思い出を共有することは、子どもたちの教育にとって有益です。
子どもたちの琴線に触れるものがあれば、そこから日本の伝統の遊びや文化に興味が広がり、歴史や今ニュースで流れている時事問題に関しても自ら調べてみようと考えるようになるかもしれません。
団塊の世代の方からいわゆる団塊の世代ジュニアと呼ばれる方まで祖父母様の年代はさまざまでしょう。経済や教育、デジタル化などさまざまな分野の過渡期を過ごしてきた方々だからこそ、そのお話から子どもたちが得られるものは大きいのではないでしょうか。
おじいちゃん、おばあちゃんと会う前に敬老の日にちなんだ読み聞かせをしてはいかがでしょうか。時間がとれないという保護者の方は、家事代行サービスを利用するとお子さんとの時間がとれますよ。