おねしょやおもらしは、子育て中の親としては悩みのひとつですね。
とはいえ、無理矢理オムツを外したりするのはNG。親も子もストレスになってしまいまます。
最近は「オムツ外し」ではなく「オムツ外れ」という言葉を使うようです。
時期を決めるのは子供であり、子どものペースを尊重しよう、というのが現代の育児の風潮のようです。
子供のおねしょやおもらしはいつまで続くの?
個々の子供によって異なりますが、通常、多くの子供は5歳ころまでに夜間のおねしょはなくなります。
もちろん個人差は大きくそれぞれの身体の成長によって違います。
おねしょは6歳以上でも続く場合がありますが、ほとんどの子供が成長するにつれて次第に解消していきます。
日中のおもらしについても同様に、年齢とともに改善されることが一般的です。親はカリカリせずに見守ってあげたいですね。
過活動膀胱という病気について
過活動膀胱は、一般的に膀胱の筋肉が普通よりも過度に収縮し、尿意を感じる前に尿が漏れることを指します。
膀胱が適切に膀胱を調整する機能がうまく働かないために起こります。
一般的な症状には、尿が溜まっても、自分で排尿しようと思わないと、膀胱が収縮しません。
夜間のおねしょ、そして時には日中のおもらしもそんな原因で起こることが多いです。
過活動膀胱は、子供の発達や成長の一部として自然な段階であることもありますが、症状が持続する場合は医師の診断が必要です。
子どもが過活動膀胱と診断されたら、親としての心身のサポート方法
過活動膀胱の診断が確認されたら、まずは専門医との連携が重要です。
医師の指示に従い、処方された薬や治療法を遵守することが必要です。
同時に、子供の心理的なサポートも不可欠です。
子供がこの問題を抱えることでストレスを感じる場合があります。親は子供に対して理解を示し、サポートを提供することが重要です。
また、学校や保育園の教師と連携し、情報を共有することも大切。
子供が安心して生活できるよう環境を整えてあげましょう。
夕方以降は水分を控えて、尿意を感じなくても時間を決めてトイレに行くようにするのも効果的です。
子供の健康面と同様に精神面もサポートし、子供がおねしょのことで自信無くしてしまうことが無いように心がけたいですね。
注目の夜尿アラーム療法とは
オムツにセンサーを付けて、尿が出始めるとセンサーが反応します。アラームで起こしてトイレに行って排尿する、という行動を繰り返します。
家族のサポートが必要ですが、3か月ほどで6割の子供におねしょの改善が見られた、という報告もありますので、担当医に相談してみるのもいいでしょう。