小さなお子さんはママがしていることに興味津々。
同じ格好をして、同じことをしたいと考えており、「やってみたい」「自分でできる」と2歳くらいから考えています。
3歳になるともっと手先が器用になるため、料理をしてみたい、お菓子を作ってみたいなど思う子も出てくるでしょう。
そういうときは食育のチャンスです。興味を示したら、その好奇心の芽を伸ばしてあげましょう。
食育がもたらす効果
子どもの教育について考えた時、学力を伸ばす教育は大切ですが、それと同じくらい「感性」に重きを置く保護者も少なくありません。
最近では一般的な言葉として『食育』が浸透し、子育ての一環としても大きく注目を浴びています。
食育とは毎日の食事を通して豊かな心を身に着け、健康的な成長や発達を促すこと。
ただ単純に食の大切さを学ぶということだけでなく、食事の準備、食べる、片付けをするところまでの一連の流れを一緒に行うことが、子どもはもちろん、保護者の成長にもつながるでしょう。
親子で手作りするときのポイント
準備はしっかりと。汚れてもよい格好で、新聞紙やレジャーシートを作業台や周囲に敷いて養生することも片付けの手間を減らします。
お子さんができることは年齢によって違います。
やけどの危険があるものは触らないなどまずはルールを決めた上でお子さんがやってみたがることはできるだけやらせてあげるようにしましょう。
材料も多めに用意を。全部こぼしてしまう可能性もあることを踏まえて気持ちに余裕があるときに始めましょう。
オススメの手作りおやつ
親子でカンタンに手作りできるおやつをご紹介します。
ホットケーキ
ふわふわのホットケーキは初めての手作りおやつにぴったりです。
甘い香りは親子でしあわせな気持ちに慣れるでしょう。
材料を用意してあげたら、ボウルに入れて混ぜる、をまずやってもらいましょう。
年長さんや小学生になってくると卵を割ったり、焼いたりする工程に挑戦させてあげてください。
クッキー
ホットケーキミックスでカンタンにクッキーを作ってみるのはいかがでしょうか。
お子さんと型抜きをしたり、ドライフルーツやナッツを入れてみたり、トッピングをしてみたり。
親子で一緒に楽しむことができます。
お子さんの創造力を育む上でもオススメです。
ゼリー
お子さんが好きなフルーツをいれてカンタンにゼリーを作っていきましょう。
ゼラチンで作るのも寒天を使って作るのもおすすめです。
分量や入れたフルーツの形状などによっても触感や味が違うので、お子さんに好みを聞いてみてもいいですね。
ビタミンやミネラル、カルシウムなど入れるものによって摂れる栄養素も変わってくるので、普段お子さんに足りない栄養素を補えるようにしてみましょう。