日々忙しい中、お子さんに「○○をしなさい」とばかり言っていませんか。
特に1学期(前期)の成績が思わしくなかったりして勉強の話をしていると、それまでがんばっていた勉強をある日突然しなくなるというケースもあります。
家庭内でのトラブルには保護者の子どもに対する愛情不足に原因がある可能性が高いです。
こちらでは愛情不足を感じているお子さんの特徴についてご紹介しましょう。
愛情不足から見られる家庭内トラブルとは
反抗期、というだけでは収まりきれないほど親に反抗して言うことを効かなくなってしまったり、全く勉強をしている様子がなかったり、部屋に引きこもって1日中ゲームをしていたり、学校に長い間いけなくなったりなどの保護者の悩み。
こういったお子さんの状況は、保護者の方から向けられる愛情不足をお子さんが感じて起こっているケースが少なくありません。
そんなことはないと思われる方は、愛情の示し方を変えると伝わるのではないでしょうか。
愛情不足の子どもの特徴
子どもは親から愛されているかどうかを敏感に感じ取ります。
Level.1:甘える頻度が増える
1日に1〜2回ほど「飲み物とって」「洋服買いに連れて行って」「御飯作って」などのお願いをする程度であれば、問題ありません。
しかし、これが「リモコンとって、ついでにお菓子もとって」など要求が増えていき、断るとかんしゃくを起こしたりものにあたったりするようになると、親の愛情をうたがって不安になっている可能性があります。
Level.2:極端にわがままになる
甘えるくらいであればまだ良いですが、その要求に忙しさから応えてあげられないと親が仕事で忙しいことがわかっているのに「仕事を休んで買い物に連れて行って」「ブランドのバッグを買って」など、理不尽な要求をするようになってきます。
「わがままを言っても受け入れてもらえるか」を試しているときもありますが、自分の甘えに応えてくれないイラ立ちからわがままがエスカレートしていることが大半です。
Level:3:無気力になる
わがままも聞いてもらえなくなると「どうせ聞いてくれない」「自分はだれからも愛されていない」と感じてしまいます。
そうなると朝起きられなくなったり、自分の未来に希望を持てないことから勉強をしなくなったり、学校に行けなくなったりするのです。
人生になげやりになり、このままの状態が続くと他人はおろか、自分さえも信じられなくなってしまいます。
そうなると友達ともうまくいかなくなり、学校も楽しくなるくなるため不登校になってしまうのです。
どうしたら愛情不足は解消するのでしょうか。
次回は子どもが求める愛情不足の解消の仕方についてご紹介しましょう。