かしこい子に育てる読み書き計算よりも大切なこと

さまざまな教育方針や教育理念がありますが、本当に賢い子供を育てるためには何が1番必要なのでしょうか。

こちらでは教育クリエイターの陰山英男さんが考える読み書き計算よりも大切なことをご紹介します。ぜひ参考にされてください。

 

読み書き計算より大切なこと

お子さんに賢く育ってほしい場合、大切なのは読み書き計算よりも「知的好奇心」です。

知的好奇心があれば読むことも書くことも計算することもすぐにできるようになります。

その知的好奇心を満たしたいからです。

保護者の方ができることは、知的好奇心を刺激するまだ子どもが知らないもの、知らない世界を見せる・体験させると言うことになります。

博物館や美術館でお子さんが興味を持ちそうな展示イベントが行われていたら、そのPR動画をみせてお子さんが興味を示したら「今度行ってみようか」と誘ってみましょう。

子どものときにしかもてない疑問をたくさん持たせてあげてください。

そして動画だけで終わらせないことです。

実際に足を運んで博物館や美術館に行ったり、社会見学をしたり、公園で無視を観察させたりと体験させることが大事になります。

体験を通じて好きなものに出会ったら、それがきっかけで勉強が好きになることもあるのです。

 

保護者の方のかしこさは関係ない

知的好奇心を刺激することもですが、勉強が苦手という保護者の方も少なくありません。

学校の宿題の丸付けで間違っている問題の解き方を教えられなくても、子どもは「お母さんはわからなかったんだ」と思うだけですみます。

「本当はわかっている」と去勢をはったり「お母さんみたいにならないように勉強してね」と自虐したりすることはありません。

ただ、「お母さんわからなかったから、調べたらこれ面白かったね」とわからないことをそのままにせず、自分で調べること、調べる方法を教えてあげると良いのです。

わからないのであれば、一緒に調べる、勉強するという保護者の構え、姿勢が、お子さんの知的好奇心を満たすことにも繋がります。

お子さんの知的好奇心「知りたい」という気持ちを大切に、共感してあげて、子どもと一緒に学ぶ姿勢を常にもつようにしましょう。

 

いかがでしょうか。

お子さんのなぜなにに常に答えを用意して置かなければいけないと考えていた保護者の方は目からウロコだったのでは。

知らなくてもお子さんと一緒に調べて、一緒に知識を増やしていくとお互いに楽しく勉強できるようになるでしょう。

ぜひ時間が許す限りお子さんの知的好奇心を満たしてあげてください。