HQ教育で育む子どもの成長

今、IQやEQの次に話題のHQは皆さん聞いたことがありますか?

HQとは「Human Quotient」の略で、つまり社会の中で協調的に生きるための脳の力を指します。

こちらではHQについてご紹介しましょう。

HQとは

社会のなかで協調的に生きる為の脳のことを「HQ」といいます。

頭のいい子というと、勉強ができる子、成績がいい子、偏差値が高い子となりますが、今の時代はITの発展やAIの登場により、コンピューターが何でも代わりにやってくれる時代になっています。

学校教育も詰め込み授業から主体的、対話的な学びの形が変わっているのが現実です。

「HQ」はそんな変わりつつある時代のニーズから生まれた、子どもへの教育に欠かせない力を持っています。

 HQのメリット

HQのメリットは、

・問題解決能力が向上すること

・独創性と個性が生まれること

・学習意欲が高まること

・相手を思いやれるようになること、そして社会的に成功することです。

 

ではどんなことをすれば、HQが高い子どもに育つのでしょうか?

HQを育むために

「HQ」を育むためには、キャンプが良いと言われています。

家族で大自然の中でテントを張ったり、水を汲みに行ったり、食事の用意をしたり、夜には満天の星をながめたり、自然な物を使って遊んだりと、HQを育む大切な要素がキャンプにはもりだくさんなのです。

昨今では地域でキャンプをするというイベントも少なくなってしまいましたが、ソロキャンプからファミリーキャンプまでさまざまなアイテムや充実のスポットがあるので、ぜひこの秋はお子さんと一緒にキャンプに出かけてみませんか。

また、習い事ではピアノもいいそうです。

世界で生き抜く力をつけるために

日本の子どもは、読み・書き・計算など知識を重視した基礎学力は身についているとされていますが、答えが複数あるような問題には得意ではないと言われています。

世界で求められるのは、想定外の状況でも対応できる力、生きる力が必要だそうです。

そういった臨機応変に対応する力を育むことは、日本の教育は世界から遅れをとっているため、知識や技能の詰め込み教育では生きる力を伸ばすことができないとも言われています。

HQが低い子どもの特徴として挙げられるのが、コミュニケーション能力が低くなること、自分勝手になること、相手に共感できないこと、おもいやりが持てないこと、キレやすい傾向などです。

これから人生を豊かに賢く生きていくためには、HQを育んでいくことが大切だということがわかります。