生まれてきた頃は5体満足で元気でいてくれるだけで良いと思っていても、お子さんが成長するにつれて、将来困らないように、将来の選択肢を増やせるように、成績を上げていってほしいと希望する保護者の方がほとんどでしょう。
お子さんの知能指数や成績は母親次第と言われることもあります。
では成績を上げられる保護者はどんな特徴があるのでしょうか。
親子関係が良い
思春期の子どもがいる先輩ママたちに聞いたところ、親子関係が非常によい子どもの4割が良い成績を撮れていることがわかりました。
親子関係が悪いと子どもは家にいるだけでストレスです。
そんな状態では勉強を頑張ろうとは思えませんし、学校で溜まったストレスを解消することもできません。
親子関係がよければストレスを家庭で解消でき、保護者に話を聞いてもらって心がスッキリすることで勉強を頑張る気力も出てきます。
「勉強しなさい」と言わない
成績をあげるため親子での会話が勉強の会話だけになっていませんか。
特に「勉強しなさい」というたびに保護者には眉間にシワがはいり、お子さんの顔に暗い影が落ちているといった状態では勉強もはかどりません。
笑顔で勉強以外の会話を少しずつ増やしていきましょう。
お子さんの笑顔を守るために保護者の方も笑顔で過ごし、勉強だけでなく「お風呂に入りなさい」「速く食事をとりなさい」「片付けなさい」など大事なことであっても言い過ぎないようにしましょう。
「勉強しなさい」と言ってお子さんが動くのは親を怖がる小学校低学年くらいまでです。
子どもが求めるサポートをする
成績をあげることができない保護者は、保護者自身がしたいタイミングと方法で勉強のサポートをしていることがほとんどです。
お子さんは一人ひとり求めるサポートが違います。
一人で黙々と勉強をしたい子は勉強部屋を用意してあげ、休憩をしにきたときに気遣う言葉をかけるとちょうど良いでしょう。
保護者の方の存在を感じるなど、だれかと一緒に勉強したいという子は、リビングで親も一緒に勉強をしたり本を読んだりしているだけでやる気が出ます。
お子さんが学校でのトラブルを抱えていたり、ストレスを感じていたりするときもお子さんが求めるタイミングでサポートしましょう。
まずは「○○しなさい」という言葉をやめたり、減らしたりしてお子さんが興味を持っていることに保護者の方も興味を示してみてください。
成績を上げるには良好な親子関係づくりから始めると良いでしょう。