世の中にはいろいろな世界で「天才」と呼ばれる方がいます。
そういった方は小さなころ、保護者の方に徹底的に「好き」なことをやること、調べることを応援してもらっていることが多いのです。
お子さんがみつけた「好き」を応援することで、自頭が良い子が育ちます。
天才の子の親は子どもの「好き」を応援する
東京海洋大学名誉博士で、さまざまなお魚の情報や知識・美味しい食べ方や環境問題などを伝えるために全国各地で講演を行っている「さかなクン」。教育番組からバラエティー番組までさまざまなメディアで活躍されているのでご存知の方が多いでしょう。
そんなさかなクンは「魚が好きになったとき、お母さんが徹底的に応援してくれた」と語っています。
テレビ番組でもよく取り入れられていますが、天才児とされるお子さんの保護者の方は子どもの「好き」を全力で応援しているのです。
子どもを本当にかしこい子に育てるためにはこの姿勢が重要になります。
好きなことを応援する親の違い
しかし、 子どもの好きなことを徹底的に応援する親は少ないのが現実です。
子どもが好きなことは親から見ると価値のないことが多いためです。
お子さんが気になったこと、興味をもったこと、小さなことであれば思い出せない保護者の方も多いでしょう。
親の理解と応援がなければ、子どもは好きなことを深掘りすることはできません。
調べるために必要なものを買ってもらえないですし、調べることがまずできないので新たな情報も得られないでしょう。
体験をすることもできないため、他の子に比べて少し得意な分野である、程度でせっかくの興味を潰してしまい、終わってしまう可能性が高いのです。
親の応援で自己肯定感も高まる
親が応援すれば、子どもは好きなことに熱中し、どんどんその知識や技術を深めることができ、経験することで達成感を得ることもできます。
すると自信がついて、「これは得意だ」と思えるようになるのです。
自信がつき、自己肯定感が高まると、子どもの脳の状態が明らかに変わります。
生活全体に張り合いが出てきて、他のことにもがんばれるようになるでしょう。苦手なことにも挑戦する勇気が湧いてくるのです。
親子関係もよくなっていく
上記の通り、子どもが自信をもってさまざまなことに取り組むようになると、自然と結果がついてきて親が子どもをほめる機会が増えます。
子どもも「好き」を応援してくれた親に感謝するようになるでしょう。
親子で成長していくことで親子関係が良好になっていくのです。
好きなことに熱中すると、ドーパミンが増え脳のシナプスが増加します。
脳の性能が向上し、地頭がよくなるのです。
子どもの成長を助けるためにも、ぜひ好きなことを応援して熱中させてあげましょう。
子どもたちが本当の才能を発揮し、成長するためには、親のサポートが欠かせないのです。