タイトルの通り、お子さんの短所は長所に変えることができるんです。
個性の芽を伸ばすには?という育脳テーマでお話ししていきます。
どうしてうちの子はダメなのかしら?とよそのお子さんと比較してしまった経験ありませんか?
よそのお子さんとちょっと違うところや、自分の好み・理想の子ども像とか、よくできているなと思う他のお子さんと違うと短所に感じてしまう。
すると、うちの子ってダメだなぁと思ってしまうことがあるかと思います。
【カラーバス効果的】
一度気になり出すとどんどん気になってしまうというカラーバス効果があるんです
カラーバス効果とは、ある一つのことを意識するばかり、それに関する情報が自分の手元にたくさん集まるようになる現象のことを言います。
カラー=色
バス=浴びる
1度一つの色が気になると、その物や風景がその色に見えてしまうような感じで、どんどんその色の情報に染まっていくというようなイメージなんです。
幼児教育に必死になるばかり、お子さんに『ダメだダメだ。そういうところは良くないよ。もっとこうしなきゃダメだ』と言ってしまうこともあると思います。
駄目だ駄目だと言われて育った子どもはいつも駄目だと言われるのでどうせ自分はダメな人間なんだとインプットされます。
それが積もり積もって、生まれてこなければばよかったという様に変換されてしまいます。
『ダメだから頑張りなさい』そんな意味で親としては伝えることがあると思うんですが、子どもとしては、頑張るどころか『どんどんやっても無駄だ。どうせ自分はダメだ』と無気力になっていきます。
自己肯定感が下がってしまうということですので、なるべくお子さんの個性を短所と捉えるのではなくて長所と捉えていく必要があります。
例えば…
人のことが気になってしまって自分のことに集中できないというお子さんもいるかと思います。
これを長所に変えると…
『この子は社交性があって世話好きなんだ。将来人望がすごく厚くて周りに人が集まるような社長になるかもしれない』という風に考える。
短所に思えてしまったとしたら、それは短所と捉えるのではなくて長所に置き換える。そこに注目して子どもの個性を伸ばすことが大切です。
カラーバス効果をうまく使うことで、長所の方がどんどん目に入るようになっていきます。
お子さんにあなたのいいところはこういうところだね。と褒める機会も増えてお子さんの自己肯定感も上がり、自身も増えるのでお子さんの持っている個性がどんどんいい方向に伸びていくということになります。