読み聞かせにおススメのしかけ絵本

 

絵本の読み聞かせが育脳にいいのは分かっていて、子どもに絵本の読み聞かせを行いたいと思っても日々の育児や家事に追われてなかなか時間を作れないということはあります。
絵本に集中できないお子さんもいるでしょう。
そんなときはお子さんが自分から興味をもって触りたくなるしかけ絵本がオススメです。
こちらでは絵本の読み聞かせの際にオススメの年齢別しかけ絵本についてご紹介します。

しかけ絵本を有効活用しよう

夜寝る前の絵本の読み聞かせは育脳の上でもオススメの親子のイベントです。
しかし、絵本の読み聞かせをしても集中できないお子さんは意外と多いもの。
どうしてもお子さんが読み聞かせに集中できないときに役立つのが、しかけ絵本です。
しかけ絵本にはページをめくると仕掛けが飛び出すものや触ると面白い質感のもの、中には匂いのするものまでたくさんの種類があります。
しかけ絵本には子どもがワクワクするようなからくりがたくさんあるので、年齢に合ったものを選べばお子さんが自分からページをめくったり、しかけをさわってみたりしてくれるので保護者が読み聞かせだけをするよりも長い時間絵本に集中できるでしょう。
しかけ絵本は月齢の小さなお子さんにも分かりやすく、絵本に興味を持ってもらうきっかけにもオススメです。

年齢別おススメのしかけ絵本とは?

お子さんが興味をもってくれるしかけ絵本は、その年齢によって変わります。
なぞときだったり、次の展開がわくわくするものがベースですが、その年齢で興味をしめす音やさわりごこち、大きさや複雑さが違うのです。

0歳児

0歳児では絵本の内容を理解するのは少々難しいもの。この時期には、原色を多用したカラフルなものやカサカサと音が鳴るような五感を刺激できる、しかけ絵本を読み聞かせてあげるとよいでしょう。
とびだす!うごく! どうぶつ
わらべきみか著
・価格:858円(税込)
小学館

1歳児

歩けるようになるなどどんどん成長する1歳児には、好奇心をくすぐるようなしかけ絵本を選びましょう。「いないいないばあ」、動物が飛び出すものなどがおススメです。

ドアをあけたら

しまだともみ著
1,320円(税込)
東京書店

2歳児

いやいや期ともいえるこの時期は、絵本の読み聞かせ自体を嫌がる子どもも。そんなときは、しかけ絵本が特におススメです。トイレトレーニングが始まる次期だからこそ、野菜を進んで食べたくなるような作品がよいでしょう。
くだものどうぞ しかけえほん
・著者:きのしたけい著
1,100円(税込)
コクヨ

3歳児

語彙力も増して、自己主張もできるようになります。ストーリーも理解できるようになるので、そういった部分を刺激できるような作品を選らんでもよいでしょう。
でんしゃでいこうでんしゃでかえろう
間瀬なおかた著
1,320円(税込)
ひさかたチャイルド

4~5歳児

自分が絵本の世界に入り込めるような年代です。物語に込められたメッセージを読み解くこともできるので、少し長めの作品を選んでもよいでしょう。
動物の見ている世界
ギヨーム・デュプラ著
2,640円(税込)
創元