幼少期から習い事をさせようと考える保護者の方は多いでしょう。
脳の発達段階からも0歳児からさまざまなことに触れさせるのは大切です。
しかし、一度にたくさんの習い事をさせるのはお子さんも疲れてしまいます。
お子さんの年齢や脳の成長度から効率的な習い事をさせてあげたいですね。
さまざまな統計から初めての習い事は楽器が良いとされていますが、なぜでしょうか。
年齢別の効果的な習い事
せっかく習い事をさせるなら、脳の発達段階から、その能力が一番成長しやすい時期に関する習い事をさせるのが効果的でしょう。
0歳から2歳くらいであれば、絵本や音楽、3歳から5歳であれば楽器や運動、8歳から10歳であれば英会話などの語学、10歳以上になると社会性やコミュニケーション能力を育むための習い事がオススメです。
ポイントはその年齢のころにお子さんの好奇心をそちらに向けられるかどうかになります。
楽しそうな音楽フェスにでかけたり、スポーツ大会に出かけたり、音楽やリトミックに力を入れている保育園を選んだりといったところでしょう。
脳科学面から習い事は音楽がオススメ
脳医学研究の第一人者である瀧靖之氏が著した『「賢い子」に育てる究極のコツ』という本には、「初めての習い事を検討し始める3歳ごろには、ピアノなどの楽器が脳科学の観点からもおすすめ」と書かれています。
3歳くらいになると特に音感やリズム感が身につきやすく、好奇心を育むにはもってこいなのだとか。
東京大学の学生には、ピアノ経験者が圧倒的に多いという調査結果も出ています(東大家庭教師友の会調べ)。
ピアノを含めた音楽系の習い事をしていた東大生は6割以上という突出した結果でした。
楽器を習うメリット
音楽をお子さんに習わせるメリットは音楽に関連する脳の働きや聴覚を発達させるだけではありません。
豊かな感性を育てること、言語能力を育てることに繋がります。
3歳位からリズム遊びなど音楽教育を始めているお子さんもいますが、3歳になる少し前から音楽に触れるようにしていると音楽だけでなく言語に対する知識、語彙力の発達によい影響をあたえるのだそうです。
楽器はさまざまなものがあります。定番のピアノやバイオリン、ドラムなどお子さんが好きなものを選べることも楽器を習うメリットでしょう。
お子さんが興味を示すように、マラカスやギターなど手作りのおもちゃを与えてみたり、クリスマスにミニピアノをプレゼントするのもオススメです。
親子で一緒に楽しく音楽をはじめると、お子さんの脳も活性化するでしょう。