自分の子育てに関して自信がない、不安を感じるという保護者の方は少なくありません。
突出した幼児教育や習い事に意味があるのか、子どもに向いているのかはお子さんがある程度成長しないと見えてこないでしょう。
そのためインターネットやママ友や知人から得た情報の中から良さそうと思ったものをお子さんに与えている状況でしょう。結局何をしたら正解なのかわからない保護者の方にオススメの本と本の中で書かれている目指したい保護者の特徴院ついてご紹介します。
頭のいい子の親がやっている「見守る」子育て
5000組の親子と面談して得られた知識を元に中学受験情報局「かしこい塾の使い方」主任相談員の小川大介氏が描く、『頭のいい子の親がやっている「見守る」子育て』(株式会社KADOKAWA)。
「早期教育より大切で効果的なこと」について、過去に受けた相談事例、自身の子育て経験をまじえて書いています。
小川氏自身も「見守る子育て」を実践して、息子さんは電車の時刻表集めやアニメに熱中しながらも、中学受験で灘、開成、筑駒に合格したとのこと。
本の中から保護者の特徴が見えてきます。
「見守る子育て」とは
「子どもの能力を伸ばすために重要なのは『9歳前後までの育ち方』」と確信している小川氏。
幼児期から9歳前後までの子を持つ親が子育てで留意しておきたいことが書かれている本の中では、「ありのままの子どもを『認め』、『見守り』、『待つ』」ことを「見守る子育て」としています。
頭のいい子の親の特徴
「子どもを否定しない」
「子どもに与えすぎない」
「子どものことであせらない」
これが頭のいい子の親の特徴です。
どうしてもつい否定してしまったり、あせったり、先回りして与えすぎてしまったりしてしまうものですが、どうしたらそういった子育てができるのか考え方と行動のヒントが掲載されています。
子どもを信じる
「頭のいい子の親がやっている「見守る」子育て」は、育てるためのテクニックを習得するための本と考えるより、お子さんとの関わり方を見直す本です。
あれもこれもとお子さんに期待を盛り込むのではなく、お子さんが興味があること一つにしぼって習い事をしていき、努力の上で挫折したとしても信じて待つ、ということを保護者の方は頑張るひつようがあることを伝えています。
つい過干渉になってしまう子育てですが、お子さんを信じて見守ることを念頭において関わり方を見直してみましょう。
保護者の方が過干渉気味ということを見直すために、少し距離をとってみることもアリかもしれません。ベビーシッターを利用してリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。
Webカメラで見守ることもできるので安心ですよ。