歩育で育脳!?歩くことが脳を活性化する

歩育で育脳

歩くことが育脳に良いということを知っていますか?
眉唾物でしょ?という声が聞こえてきそうですが、実は今、研究でも明らかにされてきているのです。
ぜひ、子どもと一緒に散歩に出かけてみてください。

歩くことのメリット

セロトニンが分泌される

一定のリズムで歩くと、脳からセロトニンが分泌され、心身をリラックスさせてくれます。
脳が活性化し、何かを取り組もうとする意欲や、記憶力、創造力、発想力などが高まるのです。
副交感神経が優位になるため、便秘にも効果があります。

手先が器用に

歩くことと手先は全く関係がないように思えますが、それは間違い。
モンテッソーリ教育では、0歳~6歳までが運動の敏感期と言われています。特に1歳~2歳にかけては「歩く事の敏感期」とまで言われているのです。
この時期にたくさん歩くと、体幹が鍛えられます。
体幹が鍛えられることで、指がしっかりと動かせるようになり、育脳につながるのです。

体力の向上

たくさん歩くことが日課になると、体力は自然と向上していきます。
途中で、立ち止まったり座り込んだりしてもかまいません。
また、震災などが起これば、車で移動ができず長い距離を歩かなければならないことも出てきます。
普段からたくさん歩くことに慣れておけば、スムーズに避難することができるでしょう。育脳だけでなく、命を守るためにも歩くことは重要です。

五感が刺激される

歩く際、風を感じたり、花に目を奪われたり、鳥のさえずりが聞こえたりと、五感を刺激されることが多くあります。
五感を刺激することは、育脳でも必須。
モンテッソーリ教育でも、五感を使ったおてつだいを行うことは有名ですよね。

交通ルールを覚えられる

交通ルールは口で言われただけでは覚えられません。
実際に体感することがとても重要になるのです。
赤信号だから止まろうね。
歩道から出ちゃだめだよ。
歩く度に覚えていくことになります。

おすすめの歩き方

ただやみくもに歩くだけでも良いのですが、せっかくなら「ふくらはぎ」を鍛えながら歩いてみませんか。
ふくらはぎが第二の心臓と呼ばれるほど大切なことは、最近さわがれているため、知っている方が多いのではないでしょうか。
ふくらはぎを刺激すると、血液の流れが良くなり、むくみや冷えにも効果的。

ふくらはぎに効果がある歩き方

ペタペタと足全体を地面につけて歩く方がいますが、それはNG。
かかとから足を下ろし、つま先に重心を移動。足の指(特に親指の付け根と小指の付け根)で地面を蹴りましょう。