育脳は、赤ちゃんが生まれてきてからで良いと思っていませんか?
もちろんそれでも大丈夫なのですが、実は胎児の頃から育脳(胎教)を行うことができます。
今回は、妊娠中からできる簡単育脳についてご紹介いたします。
生活リズムを整える
妊娠中期になると、赤ちゃんはママの中のお腹の中で光を感じるようになっていきます。
妊娠25週目頃には、まばたきもするように。
夜しっかりと眠り、朝になったら起きる。
ママの生活リズムをしっかりと整えるようにしてください。
また、不規則な生活は、赤ちゃんに大きく影響するホルモンの分泌を不規則にしてしまいます。
胎教をしよう
妊娠5ヵ月を過ぎると、赤ちゃんはママの声を記憶するようになっていきます。たくさん話しかけてあげてください。
7ヵ月頃には、音を聞き分けられるように。お気に入りのCDを赤ちゃんと一緒に楽しむのも素敵ですね。
お腹の中の赤ちゃんに話しかけてみよう
「おはよう」「おやすみ」「温かくなってきたよ」「天気がいいね」「お花が咲いているよ」「虫の声が聞こえるね」など、赤ちゃんに話しかけをしてみましょう。
ママだけでなく、パパからも話しかけてもらいましょう。
また、赤ちゃんの性別が分かったら、パパと話し合い、名前を付けて呼ぶのもおすすめです。
もちろん、胎児ネームでもかまいません。
読み聞かせをしてみよう
図書館で借りてきた絵本などでかまいません。
インターネットサイトの中には、絵本や童話を掲載しているサイトもあります。
こういったものを利用して、絵本の読み聞かせをしてみましょう。
歌を歌おう
赤ちゃんはママの声が大好きです。
赤ちゃんに語り掛けるのが照れ臭いなら、好きな歌を口ずさんでみるのはいかがでしょう。
産まれてきた赤ちゃんに、その歌を子守歌として歌ってあげると、リラックスしてよく眠れるなんてお話も聞きますよ。
童謡のCDを準備してママが一緒に歌えば、胎児のときも、生まれてからも、赤ちゃんと一緒に楽しめます。
音楽を聞こう
胎教に良い音楽と言えば、モーツァルトなどのクラシック音楽が有名ですよね。
また最近は、妊娠中からお腹の中の赤ちゃんに英語を聞かせるなんてことも、人気です。
ただし、現時点で音楽や英語を聞かせる胎教は科学的根拠がありませんので、期待しすぎないようにしましょう。
それよりも、ママがリラックスできる曲を聞くことの方が大切です。
ママが好きな曲を聞いて、ママが楽しい気持ちになれば、赤ちゃんに良い影響がたくさん。
クラシック音楽や英語を聞いてママが楽しめるならとても良いことなのですが、逆にストレスを溜めてしまうと、胎教がデメリットになってしまいかねません。
運動をしよう
激しい運動や、転倒しやすい運動、無呼吸運動などはNGですが、適度な有酸素運動は赤ちゃんの聴覚記憶能力を促進させる効果があることを、カナダの大学と医療センターが合同で発表しました。
安定期(妊娠16週以降)に入ったら、医師に確認の上、ウォーキングやマタニティスイミングを始めてみるのはいかがでしょう。
妊婦の運動のメリット
・リラックスできる
・体重増加を防ぐ
・血行が良くなるためむくみや冷え、腰痛などを軽減できる
・お産に向けて体力がつく
お腹がはる、体調が良くない時は、流産・早産の危険性があるため、運動は控えてください。