だんだんと梅雨の時期にはいってきます。
雨の日のお散歩もよいのですが、やはりこの雨が続く時期は室内遊びが増えるもの。
身体を動かす運動遊びはお子さんの身体能力を高めるだけでなく、五感も鍛えてくれます。
今回は0歳児向けの、室内でできる運動遊びを紹介しましょう。
0歳のための運動遊びとは
寝返りをして、おすわりができるようになり、ずりばいをはじめて、はいはい。
つかまり立ちから伝え歩きをしつつ歩くようになるのが一般的な0歳時の歩くまでのプロセスです。
せっかく運動遊びをするのであれば、身体の使い方を覚えさせ身体能力を高めるお子さんのためになる遊びを取り入れたいですね。
①マット運動で遊ぶ
マットを敷いて転がったり、マットを丸めて登ったり降りたりすることで全身を使って運動をします。
運動量がけっこうあり、バランス感覚を身に着けたり全身をまんべんなく動かすことができます。
昇り降りするときはバランスを崩してケガをしないように、常に保護者が見守ってあげるようにしましょう。
②トンネルで遊ぶ
段ボールでもベビージムでもトンネルをつくれるものであればなんでもOK。ハイハイなどでくぐって遊びます。
これも全身を動かす遊びですが、つかまり立ちができない程度の成長中のお子さんにオススメです。
出入り口で保護者が顔をのぞかせたり、お子さんがが好きなおもちゃを置いて興味をひいたりしてもよいでしょう。
③新聞紙で遊ぶ
お子さんの間の前に新聞紙用意してみましょう。おもしろいほど、いろいろな反応をします。
新聞紙をクシャクシャに握ってみたり、手でちぎったり、その際に新聞から聞こえる音を楽しんだりします。
目の前で保護者の方が握ってみても興味を持ちます。
誤って口に入れないように見守ってください。
④風船で遊ぶ
ふくらました風船を与えてみましょう。
風船は色がカラフルでお子さんが興味を持ちやすいのでオススメです。
風船を手で触ったり、風船を叩いて不規則に動く様子が不思議でお子さんの知的好奇心を楽しく刺激してくれます。
遊んでいると割れてしまうこともあるので、割れた場合は誤飲しないようにすぐに片付けましょう。
また風船を追いかけていると家具やおもちゃなど物にぶつかったりして危ないので、常に見守ってあげることが大切です。
月齢とともに発達段階をみて遊びを考えよう
0歳児の遊びは月齢とお子さん自身の発達段階で考えてあげるようにしましょう。
発達のスピードが速いと「先月は楽しそうだったのに今月はぜんぜん興味を持ってくれない・・・」とすぐに遊びに飽きてしまいます。
座れるようになったら、立てるようになったらと発達段階を見ていろいろな遊びをしてみましょう。
新聞や風船、おもちゃの感触や香り、音、なめてみたときの味、色彩など遊びを通じてお子さんの五感を育んであげてください。
スキンシップをとりつつ遊ぶことで、親子の信頼関係も向上していきます。