
いよいよ始まる「保活」シーズン。
4月入園を希望する家庭にとって、いまはまさに保育園探し=「保活」の本番期です。申込受付は自治体によって異なりますが、多くの地域では秋から冬にかけて願書提出が始まります。
短い期間で多くの準備が必要になるため、早めに情報を集めて動き出すことが成功の第一歩です。
保活成功のためのステップ
1. 自治体のスケジュールを確認する
入園申込は市区町村ごとに受付期間が決まっています。締切日を過ぎると翌年4月入園は難しくなるため、まずは自治体のホームページや窓口で必ず確認しておきましょう。
2. 保育園の見学を早めに行う
気になる園はできるだけ見学し、保育方針や雰囲気を直接確かめることが大切です。人気の園は予約が取りづらいため、夏から秋にかけて動き出すと安心です。
3. 優先順位をつけて複数園を検討
希望園が1園のみだと、もし定員に入れなかった場合に不利になります。第3希望、第5希望までしっかり書き、家庭の生活圏や勤務先との距離なども考慮して選びましょう。
4. 必要書類の準備を怠らない
勤務証明書や就労時間証明など、書類が揃わないと申込が無効になるケースもあります。会社に依頼する書類は時間がかかることも多いため、余裕を持って準備しましょう。
5. 情報交換で最新情報をキャッチ
自治体や園からの公式情報に加え、先輩ママ・パパの声も参考になります。SNSや地域の子育て広場を活用して、倍率や人気園の動向を早めにつかんでおくと役立ちます。
よくある疑問Q&A
Q1. 申し込みはいつから始まる?
A. 多くの自治体では、前年の10月〜12月頃に申込受付が行われます。ただし地域によって差があるため、必ず自治体のホームページで確認してください。
Q2. 希望園は何園まで書けるの?
A. 自治体によって上限が異なりますが、3〜6園程度まで記入できるケースが多いです。希望園が多いほど入園できる可能性が広がります。
Q3. 見学は必須?
A. 法的に必須ではありませんが、園によっては「見学済みであること」を前提にしている場合があります。何より、お子さんに合う園かどうかを見極めるためにも、できる限り見学をおすすめします。
Q4. 夫婦どちらも働いていないと入園は難しい?
A. 原則として保育園は「就労や病気・介護などで家庭での保育ができない」場合に利用できます。就労以外にも認められる事由はあるため、申込要件を確認しましょう。
Q5. 途中入園はできる?
A. 定員に空きがあれば可能ですが、4月入園に比べて枠が少ないため倍率はさらに高くなります。どうしても途中入園を希望する場合は、空き状況をこまめに自治体へ確認するとよいでしょう。

