親子でお風呂に入ることが子どもを育てる

小さい子どもは一人でお風呂に入ることが難しいため、親や兄姉など大人が一緒に入ってあげているかと思います。
親子で一緒にお風呂に入ることができるのは、子どもが小さいうちだけです。

子どもがお風呂を嫌う理由

お風呂が大好きな子どもがいる一方で、お風呂が嫌いな子どももいます。
だからと言って、お風呂に入らないわけにはいきません。
新型コロナウイルスなどの付着を、お風呂でキレイに落としたいですよね。
どうして子どもはお風呂を嫌がるのでしょうか?

シャワーが怖い、目が痛い

髪の毛を洗った後のシャワーを嫌がる子は多いです。
泡が目の中に入ると、大人でも痛いですよね。
シャワーは、まずシャンプーをつけない状態で慣れるようにしましょう。

浴室が寒い

・脱衣所に暖房器具を置く。
・子どもが入る直前に、浴室を熱いシャワーで温める
・先に体を洗うのではなく、かけ湯をして、湯舟で温まってから体を洗う
などの方法が効果的です。

お風呂を楽しい時間にする方法

お風呂が楽しい時間になると、子どもはお風呂に入りたがるようになります。
どうすればお風呂タイムが楽しい時間になるのでしょう。

湯で遊ぶ

歌いながらぱちゃぱちゃ水を叩いたり、水鉄砲をしたり、タオルクラゲを作ったり、お湯の掛け合いっこをしたり。
特別なおもちゃがなくても、湯舟の中で楽しく遊ぶことができます。
遊んでいるうちに、水が顔にかかることを嫌がらなくなる確率は高いので、積極的に遊びましょう

おもちゃを持ち込む

おもちゃを持ち込む際は、何個までと個数を決めておきましょう。
際限なく持ち込むと、今度は子どもがお風呂から出なくなってしまいます。
お風呂で魚すくいをしたり、パズルをしたり。
お風呂用おもちゃは100円ショップで売っていますし、水に浮かぶ発泡スチロールを使って自作することも可能です。
また、小さなおもちゃを製氷機に入れて凍らせたものを持ち込んでみるのも楽しいですよ。「凍った恐竜を助け出そう!」などと声をかければ、子どもが喜んでお風呂に入ります。

お風呂に知育ポスターなどを貼る

お風呂に貼れる知育ポスターを使って、お風呂の中でクイズを出し合ってみてはいかが。
意外と白熱して、お風呂から出られなくなってしまうこともあるので、大人が気を付けてあげましょう。
お風呂の壁専用のペンが売っています。普段は字の練習を嫌がる子も、不思議とお風呂でなら楽しく書いてくれることが多いです。
ただし、勉強の無理強いをすると、一気にお風呂嫌いになってしまうので要注意。

お風呂から上がった後も楽しみを

なかなかお風呂から出たがらない子どもには、お風呂から出た後の楽しみを作ってあげましょう。
お風呂から出たら、アイスを1本食べよう。
お風呂から出たら、お気に入りのアニメを1話見よう。
お風呂から出たら、絵本を読もう。
子どもが好きなことを準備してみましょう。